家庭教育を外注する?

親は子どもが小さいときにいろいろなことを教えます。

生きていくために、生活するために、命を守るために、いろいろ教えておかないといけないことがある。

それは小学生の間はたぶんずっと続くべきもので、もちろん高学年になればいろいろな人からも教えてもらうことがあるでしょうが、まずは小さいうちに親が教えないといけないことがある。

それを外注してしまうのは、もったいない。さらに言えば、本当に親が教えたかったことを教えてもらえるかどうか、判然としないのです。

小さい時から塾にやったり、競争させたりすると、残念ながら物理的な時間が不足します。

近年お母さんも仕事をしている家庭が多いので、もともと家庭教育にかける時間がすくなくなっている。

仕事中の時間は仕方がないけれど、やはり親と一緒にいられる時間はそういう時間になるべくあてた方が良いのです。

別に授業をしなくてもいい。一緒にテレビを見ていたり、食事をしている時間に親はいろいろなことを教えていくわけで、それが「ウチの子」の土台になっていくのです。

低学年のうちは子どもと一緒にいる時間を大切にして、いろいろな話をしてあげてください。