低学年のうちに、自分で勉強を始める習慣をつけることは大事です。
ただ、最初からいろいろ重くしてしまうと、その重さで嫌になってしまうところはあるものです。
だから、あまり中身を問われないで済むうちに、自分でやる、成し遂げる、という実績を積む。
そうすると、だんだんそれが当たり前になってくるのです。
で、そこから中身を議論し始めると良い。
ただ、こうやりなさい、ではなくて、どう勉強するか、本人と話し合う。
例えば1冊の問題集をやり遂げよう、ということにしたら、これをどんな風に進めるか。
ただやればいい、ということではなく、答え合わせをどうするか、間違い直しをどうするか、そういうことを手順として決めていく。
決めたら、あとは自分がやっておけば、お父さん、お母さんは帰宅してから〇をつけてあげてもいいし、間違い直しを一緒にやってもいい。
そういう手順を決めて、自分で勉強する習慣をつけてしまうことが実は、受験勉強を成功させる近道です。