志望校の面談をしていると、たまに部活動の話が出てきます。
「先生、その学校の囲碁部は強いですか?」
「室内プールありますか?」
「ラグビー部のあるところを探しているのですが。」
などなど。
つまり、子どもたちが中学受験を志望するにあたり、自分の好きな活動を続けたい、ということがまずあって受験を始めたケースです。
ある親子は、お父さんと子どもが二人で囲碁にはまっていました。
将来プロになる、というほどではないのですが、やはり囲碁は続けたい。まあ、上位行の囲碁部は強いので、それで子どものモチベーションアップをお父さんが図ったのかもしれませんが、いずれにしても面談で出るのは囲碁部の話ばかり。
ここは強い、あそこは弱い。
強い囲碁部というのはやはり指導者がいるわけで、そういう指導体制も吟味の対象になっていく。
運動部でも、部活の指導者を選んだ保護者の方もいました。ここのクラスなら安心して指導を任せられるということなのですが、まあ、そういうこともある。
子どもにとって、中学高校で自分のしたいことをやりたいと思うのは、大きなモチベーションなので、今やっていること、好きなことから学校を選んでみるという視点は、結構おすすめの方法です。