計画と管理

毎週の勉強の計画を立て、その進捗を管理する、というのは大事なステップですが、誰もがやれているわけではありません。

だから、当然、子ども任せになっているところが多いわけで、塾の宿題にしても塾でチェックがなければ、スルーして何も問題にならない。

というのであれば、勉強ができるようになっていきません。

が、お父さん、お母さんも忙しい。

ので、社中では希望があれば、こちらで管理することにしています。

子どもたちにWEB合格手帳で計画を作って与えることもあれば、WEBワークスのタイムラインを見ていて、やっているかどうかを確認する。

今のところ、ただ「褒めるだけ」になっていることが多いのですが、まあ、「先生に見られている」と思うからやっているところもあるとは思っています。

質問、増えてきました。

まあ、みんな、勉強しているから、質問が増えてきました。

WEBワークス以外の質問も受け付けているので、例えば摸擬試験のわからない問題だったり、過去問の質問だったりするのですが、これもすべて答えることにしています。

子どもの質問は、子どもができるようになる大事なきっかけになる。

これがわかることで、その先、多くの問題ができるようになることを考えると、なるべく早く解決していきたいと思うので、どんどん答えるようにしています。

まあ、それで「分かりました!」という返事がくると、良かったなあと思うのですが、しかし、そこから次に出来るようにすることも大事。

よくわからなければ、また聞き直しても良いので、しっかり理解を積み重ねてもらいたいと思います。

今年も暑い?

ここのところ温暖化で本当に暑い夏が続いています。

冬、夏、夏、夏、冬、みたいな感じ、という人がいましたが、その感覚もわからなくはない。

春と秋がぐっと短くなった感じはしますよね。

なので、この夏も暑いことを想定しておくと良いと思います。

元々夏休みは、学校にクーラーがないので、夏休みにした、というところもあるのですが、今は大分学校にもクーラーがついた。

クーラーなしではなかなか厳しいのです。

なので、あまり無理をしなくても済むような夏の過ごし方は考えておいた方が良いでしょう。

まあ、夏期講習はみんなセットになってきているので、変えたいと思っても、変えられないようにできていますが、それでも工夫は必要でしょう。

できないのは仕方がない?

塾に入ると、塾のやり方に従って受験準備を進めるのがほとんど、でしょう。

中学受験は小学校の勉強とはかけ離れているため、塾に行かないと何をやればよいのか、わからない、というところは確かにあるのですが、しかし、塾に入った後は塾の言う通りにやらざるを得ないところがあります。

で、結果が出ないのはなぜか?

ということは、あまり考えられていないような気もする。塾についていけないのは、ウチの子ができないからで、仕方がない、みたいな諦めがあるような気がするのですが、実は決してそんなことはないのです。

どうも、この辺、やはりそう信じ込まされているところはあるわけですが、しかし、子どもの個性が違い、子どもの得手不得手も違う以上、同じやり方が一辺倒で通用するわけではありません。

だから、工夫が必要なのです。

別に毎日のように塾に行かなくとも、山のような課題に振り回されなくても、ちゃんと力がつくやり方はある。

しかし、それが「ない」と思われている感じがするのですね。

子どもたちはすべて成長段階だから、ホントは発達段階によってやるべきことを変えないといけないところはあるのですが、塾は全員に同じことをやらせないといけないモデルですから、そういう個別対応はしない。

だからできなくなっている子も少なくないのです。ここはやはり見直すべきところ。

本来つくべき力が時間もお金もかけているのにつかないのはもったいない、と思わないといけません。

ZOOMでの質問対応

先生に質問で、もらった質問がちょっとややこしいので、ZOOMで答えました。

質問の答え方はいろいろあって、ちゃっとですぐ答えられるのもあるし、説明を書いてメールで送るのもありますが、ZOOMで答えるのもひとつの選択肢。

ただ、お互いスケジュールの調整はしないといけないので、いつでも見てもらえる、というわけにはいきませんが・・・。

実際、先生に質問で、結構解決する部分は大きいのです。

結構考えてからの質問だから、それなりに難しい問題が多いですが、しかし、本人も考えているから、よくわかることは多い。

その点、みんな真面目にやっていますね。

寮の管理

寮のある学校は、伝統的な手法で管理をする学校が多く、あまり細かな指導をしない、という傾向にあります。

その分、子どもたちの自主性が育まれる仕組みになっているが、今までいろいろやってもらっていた子どもたちにとっては、やらなければいけないことが増える。

当たり前ですが、他人がやってくれるわけでもなく、また学校がやってくれるわけでもない。

自分でやらないといけない、ということなのです。

その意識改革が上手くいけば、寮はその子の成長にプラスになる。

逆にそれが上手くいかないと、寮生活は子どもの成長にプラスにならなくなる面があります。

だから、寮に行く可能性がある場合は、普段の生活から、自主性を育んでおかないといけない。

何もかも自分でやるんだ、ぐらいの感じで鍛えていくことが大事です。

塾に行っているからできるようにならない?

という先生と先日話をする機会がありました。

まあ、言われることは、みんなと同じことをやっていて、どうして個の課題が解決するのか?ということなのです。

塾はみんな同じことをやらせる。これは当たり前のことであって、それが何か特別なことではありません。

集団塾というのはそういうシステムで出来ているわけで、そこで自分の課題と向き合うのは自分でしかないのです。

問題はそれを小学生がひとりで解決できるのか?という点で、まあ、ちょっと難しいでしょうね。

だからその先生は個別に指導を受けるべきだ、というのです。

それはその通りなのですが、みんなそんなことができるわけではない。

ただ、個の問題をどう解決するのか?

ここはちゃんと向き合っていかないといけない課題なのです。

ネットを使いこなす小学生

は、これからどんどん増えていくでしょう。

ネットは危険である、というのもその通りなのですが、一方でネットは便利である、というのもその通り。

そして、それをどう使いこなしていくのか、を教えて行くのは大事なことだと思うのです。

例えば包丁と似たようなところがある。

包丁は危ない。しかし、ちゃんと使えると、料理ができる。自分で作ろうとする意欲が出てくれば、また興味の幅が広がるでしょう。これはキャンプでも同じことです。

また、木工道具なども危ないかもしれない。しかし、これもちゃんと使える子どもたちはいる。

ちゃんと使い方を教えることが大事。危ないことに近寄らない方法もちゃんと教えていくことが大事なのです。

そこはコミュニケーションの問題。

小学生がAIといっしょにガチガチのシステムを作れる時代になっているので、その点で言えば、英語以上に遅れてはいけない点かもしれませんね。