小学生の受験なので

中学生や高校生のようにはいきません。

親の受験記憶というのは、大学受験が一番近いから、何となく意識がすり替わってしまっていて、そのくらいのことはできないと、と思いがちなのですが、やはり小学生。

体力にも限界があります。

また、成長途上なので、いくら早く始めても、そこではできないことが多々ある。

例えば、社会の記述問題などは、それなりにいろいろなことを勉強した後でないと、書けないので、いくら早くしようと思っても無理なのです。

なので、無理は無理、と家庭が考えないといけない。

そして、また、家でできないか、ということを優先すべきです。

この暑さの中で外に出るのはやはり体力がいるし、また、夜遅くはやはり危ないことも多い。

家でできることは家でやる、という優先順位は考えていった方が良いでしょう。


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忘れるから、繰り返す


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学校見学








親だって、この暑さでリモートが良いのだから

子どもたちだって同じことなのです。

で、せっかく親がリモートならば、子どもたちと机を並べるのも決して悪くはない。

WEBワークスは、別にヘッドフォンをかければ、動画も観られるし、問題を解くことも、解説を聞くこともできる。

横で親がリモート対応する中、横で子どもたちがWEBで勉強していれば、それはそれで充分に一緒に勉強していることになるでしょう。

ランチタイムも一緒に過ごせるし、安心して夏が過ごせます。

そろそろ本当に工夫が必要なのではないでしょうか?

案外コロナの時はそれで上手くいっていたことも多かったのですから。


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ちょっとの差


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出口の実績は動機づくりから








子どもが自分でできることは結構たくさんある

子どものことだから、つい心配するのが親の常なのですが、しかし、結構子どもたちは自分でいろいろなことをやれるようになっている。

だから自分でご飯の用意をすることも、部屋の掃除をすることも、充分にできる。

で、してあげられない、ことをあまり気にしないことが大事。

子どもができるようになる、ということは、実は成長にプラスになることだから、むしろドンドン子どもたちがやっていく方が良い、のです。

例えばプリントの整理も、ほとんど、お父さん、お母さんがやっていることが多いが、しかし、やり方を教えておけば、本人ができないわけではない。

もちろん、抜けがあったりするでしょうが、しかし、それでも自分でできるようになる方が先先は子どもにプラスになるでしょう。


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自分で勉強する力を引き出す

中学に行けば、自分で勉強しなければいけないことが増えます。

中間、期末試験の対策はしっかりやらないといけないし、それぞれの学校、教科はそれぞれの進み方があるので、塾と合うわけではない。

だから、自分で勉強する力を問われるところは多々あるのです。

中学受験も本来は同じで、志望校に合わせて自分でいろいろやることの方が効率が良いのです。

今の中学受験体制は子どもたちばかりにしわ寄せが行っている感じ。やらされている分、早くそこから解放されたいという気持ちが強くなる。

だから中学に入ってから、しんどくなるケースも出てくるのです。

自分で勉強できるようになれば、その分時間が自由になるから、やることも自由に決定できる。

まずは自分で勉強するようになることを目指しましょう。


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これから先、個別指導だけで合格できるか?

と、聞かれれば、もちろん、できると答えます。

というか、今までいろいろな例があって、実際に組み分けでクラス落ちしてしまったので、もうそこからは塾には行かず、個別指導だけで合格した、とか。

あるいは、最初から塾には行かず、摸擬試験だけ参加してあとは個別指導と過去問だけで合格した、とか。

当然社中の子は、みんなそうなので・・・。

だからそこに疑問はありません。ただ、多くの方がなかなか塾を止められない、ことの方が問題なのです。

今までやっていてうまくいっているなら、それはそれで良いと思うのですが、うまくいかないにもかかわらず、まだ同じ方法を続けてしまうのはやはりもったいない。

やり方はある程度確立してしまっていることなので、あとは家庭が決断できるか、にかかっている、でしょう。


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親が必死にお尻を叩いても

入れる学校には限界があります。

上位校はまず、本人が勉強していないとなかなか合格しない。

逆に言えば、本人が自分で勉強するのであれば、勉強する内容を自由にしていった方が、さらにできるようになるのです。

例えば志望校の過去問をしっかり掘り下げてやっていくとか、似たような出題校の問題をやっておくとか。

さらに知識もいろいろな掘り下げ方があるでしょうから、実際に先生の指導を受けながらも自分でやっていくと、かなり到達点が高い。

しかし、集合塾は、それなりにみんなやることが同じなので、実は自分ができることを何度も繰り返させられたりするのです。

だからホントはもっと伸びることが多々ある。

最後は個別指導や家庭教師で伸ばす方が伸びるレベルが変わってきます。


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組み分けはひとつの尺度でしかない








自分で質問する子はできるようになる

親に聞いてらっしゃい、と言われるのではなく、自分で質問する子は間違いなくできるようになります。

というのも、何がわからないのか、明確になっている。

そして、わかりたいと思っているから、質問する。

なので、質問することで問題を解決できているからです。

また質問するハードルを下げる環境も必要。

WEBワークスの場合、先生に質問はチャット形式になっているので、そこに問題を打たなくても、これがわかりません、と問題番号を入れれば先生の方で対応する。

この辺はAIではなく、先生が対応しているので自在になります。

結局、どんな教材をやっていても、本人が最終的に理解できなければいけないので、質問はやはり大事なポイントだと思っています。


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生徒の将来を応援する








立体切断の考え方

立体の切断は、子どもたちにとってなかなかイメージがつかめないテーマでしょう。

たとえば、こんな問題。

1辺12㎝の立方体があります。PとQは各辺の中点です。この立方体を点PQRを通る平面で切るとき、頂点Aを含む立体の体積を求めなさい。

良くある問題だと思いますが、まず初学の段階で間違いやすいのは、立方体の中を通る線を書いてしまうこと。

こういう線を書いてしまうと、よくわからなくなります。立体の中をつきぬける線は確かにこの3点を通る平面上にはあるのですが、その面をイメージにしくいのです。

ではどうするか?

この問題では立方体の面上にPとRがあるので、まずこれを結びます。

次に、PとRがある平面上をQがある立方体の平面まで、線を伸ばしていきます。この平面との交点をBとしましょう。

そうするとBとQがある平面に来ましたから、今度はBとQを結びます。

しかしQとRは立方体の作る面上にはいないので、Rがいる立方体の面上までこれを伸ばします。この交点をCとします。

最後にCとRを結ぶと、3点PQRがいる平面と立方体の面との関係が明確にわかるようになります。

さて、説明のために各点に記号を入れましょう。

求める立体は三角すいACRBから三角すいFDPBと三角すいCGEQを引けば良い、ということがわかります。

しかもこの3つの立体は、相似形になっています。

FP=PHですからBF=12㎝

IQ=6㎝ですからID:DF=6:12=1:2になるのでDF=12×2/3=8㎝になります。

三角すいACRBは三角すいFDPBの2倍ですから、AC=16cm です。

さて三角すいACRBの高さは24cm 三角すいFDPBの高さは12㎝ 角すいCGEQの高さは6㎝ですから

長さの比が4:2;1

ということは体積の比は

4×4×4:2×2×2:1×1×1=64:8:1

したがって求める体積は三角すいACRBの64分の(64-8-1)で55/64ということになります。

よって

16×12×1/2×24×1/3×55/64=660㎝3

ということになります。

もちろん各三角すいの底辺の長さなどを出して計算してもかまいません。

長くなりましたが、ポイントは切断面のイメージを立方体の平面と合わせて考えることです。

立方体の中をつっきる線を書いてしまうと、イメージが湧きにくくなるので、以上のように立方体の持つ平面上に伸ばしてイメージを作ってください。

これは練習が必要だと思いますので、自分で図を描きながら確認をしていきましょう。


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自分でやれないと思っているのは親だけ?

ウチの子、勉強しないんです、という相談は割と昔から受けているのですが、ここのところで言えば、やはり多くなったように思います。

でも、これには原因がある。

つまり塾が多いから、なんです。

他の時間がとれない。遊びに行けないし、ゲームもできないし、・・・。

そんなことしてたら、と思われるかもしれないが、しかし、子どもたちだってやりたいことはある。

で、塾をやめて社中に入った子は、違います。

自分で時間をコントロールすることが多い。人に左右されないから、自分で決めて、自分でやる。

実は親が勉強しないと思っているのは、実は塾がその原因を作っていることが多いのです。

すでに子どもたちには自分で勉強する力はついているのですが、まだそれを引き出せていない、というだけかもしれません。


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