塾に行って、先生の授業を聞いて、復習して、というのは、まあ、多くの受験生が一般的にやっている方法なのですが、しかし、力をつけている時期の勉強法は実は違います。
受験生が一番力をつける時期は、6年生の2学期です。
で、この時期は何をしているのか、といえば、過去問やその他の問題をひたすら解いて、間違えたところを修正し、という作業を続けている。
しかも、その多くは、自宅で行われている、ということなのです。
授業でもやっていることはあるでしょうが、しかし、授業だと先生の解説も聞かなきゃいけない。でもそこはわかってるんだよなあ、と心の中で思っている子はいるでしょう。
本来、受験勉強というのはパーソナルなもので、個々の課題を対策することがすべて、です。
では、なぜ塾に行くのか?と言えば、教える人が少ないから。
でも,今は、いろいろな教材が整っているし、動画もたくさんある。
つまり、自分がわからないところだけ、見れば済むようになっているのです。ここが実は非常に合理的に進められる部分なのですが、しかし、多くのご家庭は「塾に行かなければ、うまくいかない」と思っておられるでしょう。
でも、やはりできるようになっているのは、本人が自分の課題に向き合うからで、別に教室に行っているからではない。
それをコロナ禍はちゃんと教えてくれていたのですが・・・。