本を読む子は本当に良く読んでいます。
以前、何冊かの本を持っている子がいて、いったい同時期に何冊読むのか聞いてみたところ4冊ぐらい、と答えが返ってきました。
同時に読んで話がごっちゃに鳴らないの?と聞いてみたところ、全然平気だそうです。
で、本を読む子は、本の面白さを知ってしまった、のです。
面白いと思うから読む、楽しいから読むのです。
何も強いられてやっているわけではない。だから面白さを教えてあげることが一番。
だから本人が読みたい物から読むのが良いのです。推理小説でも科学雑誌でも何でもいいから、読む。
そしてもうひとつ大事なことですが、家族が読んでいることが必要です。
お父さん、お母さんが本を読んでいれば、まず間違いなく子どもは本を読む。
(なかなかそうなっていないと思われる場合もあるかもしれませんが、やはり身近に本を読んでいる人がいれば、子どもはそこに関心がいくはずです。)
なので、本を読ませようと思う前に、お父さん、お母さんが本を読めば、子どもが本を読むきっかけになるでしょう。
良くお話するのが家族総出で図書館に行くこと。
これは地域によっても異なりますが、割と地域ごとに図書館が充実しているところもあるのです。
そういう地域では家族で出かけて行って、家族それぞれが好きな本を読んで、あるいは借りてきて、というのを1週間に1回ぐらいやってみると良いと思うのです。
これで読書の習慣がついた子は多いので、機会があればぜひやってみてください。