前半の中心は算数と理科ー新年度の計画を立てる4(6年生)

理科は、算数で比を習うまで、生物と地学の範囲が続きます。

しかし、いったん理科計算が続くと、これまたずっと理科計算になる。

これは残念ながら仕方がないのです。で、前半に理科の知識部分をやっても、結構忘れる。

だから6年生の前半は算数と理科の計算範囲を中心に組み立てます。

社会もまあ、一応やるのだけれど、そこまで時間をかけて覚える必要はない。

社会は覚えないと点数がとれませんが、逆に覚えれば確実に点数になる。

だから、どちらかと言えば後半の追い込みに、使いたいのです。

あと5点、10点というところを、知識でカバーできれば、それはプラスになる。

逆に前半は考える力をつけるようにしていくことが大事です。

すべてのパターンを網羅するような勉強の仕方をしてはいけません。

パターンになると、パターンを崩す問題が出てくる。

だから、じっくりその問題を分析できるような力が必要で、そのためには、自分で考えないといけない。

邦学館 算数オンライン塾で,日々の演習をやるのも良い方法です。

大事なことは、やり方にとらわれず、自由な発想をしていくこと。

例えば速さで何でもグラフを描けば良い、ということにはならない。

だからといって、グラフを描かないのはもっと問題なので、そういうことが自在にできるようにしていくことが必要です。その鍛錬をなるべく前半にしておきたい。

夏休みまでがひとつの区切りになるので、時間をかけましょう。

その代わり、社会はちょっと後退でも良いでしょう。