算数は、解くのが面白いと思えるようになることが一番なのです。
算数の問題を解くのを趣味にしている人もいます。別に子どもが中学受験をする、というわけでもないのですが、ただ面白いと思うから解く。
算数ですから、方程式も使わないし、三平方の定理も使わない。ルートなんてとんでもない。小学生が解ける方法で解けないといけない、からそこが面白いのです。
で、その面白さがわかってしまえば、子どもたちは勉強します。勉強すればできるようになる。だから力がつくのです。
他の教科も同じ。国語はいろいろな文章が読めるから面白い、と思える子は国語ができるようになる。
社会は、知識を覚えて人に話せるから面白い、ということになる。理科は算数と社会の合わさったような教科なので、算数が得意な子は物理化学が得意で、社会が得意な子は生物、地学が得意だったりするわけですが、とにかく面白いと思うからできるようになる。
ところが全部が面白い、ということにはなかなかならない。だからまずは算数をできるようにするのが良いのです。
国語はまずは読書を進めることにして、算数に力を入れる。算数ができて、国語できれば、2教科でも上位校に入れるのだから、まずはそこを解決する。
問題を解くのが面白い、ように仕向けて行きましょう。