計算の工夫

例えばこんな問題が入学試験の冒頭に出てくると、まずはカリカリと2.88×7.43を始めてしまいがち。

(2.88×7.43+2.57×1.44÷0.5)÷\frac{A}{B}=1.2×56

しかし、ちょっと一呼吸おいて、全体を見てみると、1.44÷0.5が目に入る。そうこれは2.88だから
与式=2.88×10=28.8となるわけで、(しかも7.43+2.57=10だなあと感じられたら、計算は一度止まるかもしれませんが)
そうなると28.8÷1.2=24だから
24÷\frac{A}{B}=56で
\frac{A}{B}\frac{24}{56}\frac{3}{7}となるのです。

まあ、すべてこううまくいくわけではないが、やはりちょっと止まって全体を見てみる、というのは 大事な所作といえるでしょう。

ここまでうまくいかなくとも、段取りを決めてからスタートする、というのは大事で、だから、まず一呼吸置くことからスタートしてください。