ここ10年ぐらいの動きで見ると、中学受験は子どもの負担が増えるばかりです。
通塾年齢が低年齢化したり、通塾日が増えたり。
少子化の中でこれだけ、大変になっているのは、上位校が狭き門ということだからでしょうが、しかし、まあ、道はいろいろあるわけだし、時代も同じ道筋が良いというわけではない。
これから社会がいろいろ変わっていく中で、それが変わらないわけではないから、すでに「そこまでやる必要はない」と考えられているご家庭も増えてはいるようです。
で、せっかく技術は進歩しているのだから、勉強についてもいろいろ新しいことを取り入れた方が良い、と思うのです。
塾は相変わらず授業をやっていますが、裏ではいろいろITが動いている。
一番変わったことでいうと、やはり摸擬試験でしょう。今は子どもたちが書いた答案はまったく動かない。画像処理されて、上から採点のフレームがかぶせられて、採点後は一気にデータ処理されるから、まあ、相当なスピードで結果が分かるでしょう。また答案も、そのものが返ってこないので、ダウンロードすることになってきました。
だから、塾の負担は減っているが,子どもの負担は増えているのです。
ここを何とかしないといけない。勉強以外の時間がどんどんなくなっているのは、ちょっとまずいなあと思います。
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公立高校も狭き門
