中学受験の内容は小学校で学ぶ内容と大きくかけ離れています。
これは、中学受験の問題が「小学校で習った」ではなく「小学生でもできる」という視点で作られるからです。そもそもやさしい問題を出したら、みんなできるから、入学試験にならない。
入学試験だから、当然差ができないといけないので、したがって「小学生でもできる」ということになったわけですが、いろいろな小学生がいるわけだから、まあ、ある程度範囲を決めないといけない。
それが、例えば算数は「二次方程式、二次関数」は使わない範囲。基本的に一次関数、一次方程式の流れでできる範囲ということになっています。図形、立体図形も同じ。だから円の面積は出ても、球は出してはいけないわけです。
というようなことがあるから、したがって何を勉強すれば良いの?ということになると、これはもう塾に行くしかない、ということになっていたわけです。
しかし、たくさんの受験生がいれば良いのだが、時代は少子化です。したがって塾も競争しないといけない。だから塾の囲い込み競争というのが始まっているのです。
それは以下に早く自塾に生徒を入れるか、ということなので、今は1年生からとか2年生という塾も出てきました。
また、通塾日も増えました。これは共働き家庭が増えた、ということもあるのですが、暇にしてしまうと、他の塾や個別指導に行ってしまう。だから、なるべく自塾で囲い込むために、通塾日を増やしているのです。
だから、子どもたちは本当に負担が大きい。週4日、5日ということになると、もちろん友だちとも遊べないし、野球やサッカー、あるいは音楽などの習い事も早々に切り上げないといけない。
これはいけない、と思ったのです。
ではどうするか?
実際に今は、いろいろな教材があるので、何を勉強しなければいけないかは道筋が立っています。フリーダムもそうですが、他でもカリキュラムを作って勉強できるわけだから、あとは自分でやれば良い。その分、時間を自由にして、勉強する時間、遊ぶ時間、習い事をする時間、全部家庭が決められるようにすればいい。
というので、オンライン学習にたどり着いたわけです。
で、今はシステム的にもいろいろなことができるようになったし、さらに先生がオンラインで個別に指導もできるようになったわけだから、別に塾に行かなくても受験準備ができるのではないか?ということでフリーダムはスタートしました。
で、これまでにオンラインで志望校に合格していった子どもたちがいますので、何の不安も感じていません。
が、多くのみなさんはホント?と思っておられるでしょう。
でも、オンラインで中学受験をすることは可能だし、それも2年間で受験勉強はできるのです。それはやはり個の視点に立った勉強だからでもあるのですが、いずれにしても、子どもたちの負担を軽減して、もっといろいろなことができる時間を過ごしてもらいたいと思うので、私たちはオンラインにこだわっているのです。
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今日の田中貴.com
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