まず共感から入る

子どもが約束を守っていない。

あるいはテストで、注意をしていたことができず、ミスを犯した。

まあ、いろいろありますが、いずれにしても叱る、注意することから入ることが多いかと思うのです。

しかし、これは、あまりプラスにはならない。

精神的に上位にいるものから言われると、人は責任感がわきにくいのです。

まあ、別にいいけど、みたいな感じになりやすい。

ところが、「まあ、こういうことはあるよねえ。どうしてまたやっちゃたんだろうねえ。」ぐらいから入っていくと、本人の耳がちゃんとこちらに向かっている。

「こういうミスをするときもあるけど、どうすればやらずにすむかなあ。」と本人に確認してみるのも良いでしょう。

いずれにしても、子どもの気持ちに寄り添うところからスタートしないといけない。本人だって「まずい」とか「やっちまった」と思っているところはあるのです。

そして、ここで責任感が湧く。

もう少し期待に応えて、何とかしようという気になるので、ここは間違えないようにしてください。