受験勉強をするためには、運動や習い事は犠牲になっても仕方がない、と考えられていると思います。
たしかにある程度の時間を確保するために、整理はしないといけない。
しかし、子どもたちはいろいろな力を伸ばさないといけないので、特に成長期、運動は必要なのです。
学校でもやっているが、やはり好きな野球やサッカー、あるいは水泳などをやると、子どもたちの成長には明らかにプラスになる。
あるいは音楽、絵画、習字、造形など、いろいろな能力が身につく習い事はあるわけで、それがやはり子どもたちのバランスの良い成長につながります。
だから、4年生からすぐ習い事を辞めてしまう、というのは考えもの。
慶應義塾湘南藤沢中等部は、活動報告書というのを出願時に提出します。
学業以外に、家庭、学校、あるいはそれ以外で、子どもたちの成長にプラスになった活動をひとつ選んで、アピールするものですが、これが「4年生以降」ということになっている。
これで皆さん、苦労する。
4年生はやめてしまっているからです。
でも、本当のことを言えば、1つは続けて、受験勉強をバランスを保つ方が良いわけです。
だから、なるべく続けられる方法を考えてあげましょう。