3月から、過去問をスタートさせ、国語からまず始めようというお話をしました。
で、算数は?
私はゴールデンウィーク前後からのスタートが良いかと思っていますが、もちろんそれよりも早くスタートしてもかまいません。
目安としては、一通り基本は全部学んだ、というところからスタートすれば良いのです。
ただ、基本しか学んでいないので、応用問題がスラスラ解ける、わけはありません。
でも、考えるのです。
そして、わからなければ解説を読む。え、こうやって解くの?
もしかすると、解説を読んでもわからないかもしれない。そういうときはWEBワークスの「先生に質問」を使って聞いてください。
大事なことは、理解することです。解き上げることではありません。
だから、時間も計らない。だいたい試験のようにして時間を計ると、やらない問題が出てしまいます。それは何も意味がない。
解かないのですから、できるわけがないのです。
過去問を時間を計ってやるのは2回目以降です。え、じゃあ、何回やるの?
できたら3回はやりたいと思っています。1回目はフルに研究。2回目は時間を計ってやってみる。そして3回目は直前でも構わないから、「合格点を取る」という練習をするのです。
そうやって、過去問で全部合格点が取れるようになれば、かなり力が付いてきています。
ただ、例えば3校の過去問を10年分、3回繰り返すと、4教科で、4×10×3×3=360教科やることになるのです。1日に1教科でぎりぎり1年。だから早くやることが必要なのです。
良く塾では「そんなに早くやっても解けないから自信をなくす」というような言い方をしますが、一問一問勉強するのは、塾のテキストと同じこと。それをやって自信なくしますか?
時期的なものも按分して、しっかり計画を立てておかないと、秋に忙しくなり、まったく終わらないということになってしまいます。
これからは学校別対策の深度が必要になるので、しっかり取り組みましょう。