今週やるべき内容を決めても、実際に終わらないというケースもあります。
まず5年生は基礎に徹する、と考えて自分でマスターできることを中心に勉強を組み立てるべきです。
例えば応用問題を前に、ウンウン考えても、なかなか先に進まない場合は、それはまだ今やるべき問題ではない、と考えた方が良いのです。
WEBワークスの算数は、まず例題と類題から始まります。
例題は、その週の内容についての勉強で、これは自分で解くのではなく、先生の動画を観ることからスタートします。
動画ですから、繰り返して見ても良いでしょう。
で、納得したら、類題をやる。
類題は、例題の数字変えです。つまり同じパターンを数字を変えて解く。
これができれば、例題の解き方はわかった、ということになるし、できなければもう一度動画を観ても良いでしょう。
簡単に進めば、それはそれで良いし、時間がかかれば、それは時間をかけるべきです。
集団授業でやると、ひとつのペースに引っ張られるため、わからないことだらけになってしまう場合もあります。
だから、自分のペースでしっかりわかることが大事。わからなければいけないことは、目の前にあるのだから、それをやりきれば良いのです。
そして、基本チェック問題、確認練習問題と進んで行く。
どこまで行かなければいけないか、というのはそれぞれですが、ひとつの目安は何とか基本チェックまで行ってもらいたい。
そこまで行けば、今週の内容を理解できたということになるからです。
ここで大事なのは「終わる」ではなく「理解できた」ということ。終わっても「できていない」ことは多いので、ここをしっかり積み重ねてください。
で、その結果、1週間にどのくらいのことができるのかを、はかって、それを1週間の計画に反映させます。
ただ、子どもたちにもいろいろ都合があるので、意見を聞きながらスケジュールは作ってください。