帰国枠の学校別対策

海外に在住する子どもたちの中学受験は、最初とにかく受験参考書と問題集を持って行く、ということからスタートしました。

いつ帰ってくるかはわからないが、とにかく受ける準備をしたい、ということで、学校の方も少しずつではあるが、帰国子女の枠を作り始めたのです。

で、海外赴任が多くなる時期、塾も海外に進出しました。

特に日本人が多い地域を中心に、日本の子どもたちが通う塾ができて、それは今でもそれなりにがんばっています。

で、コロナ禍で今度はオンラインも使われるようになった。

時差の関係はあるものの、個別指導も可能になりましたから、日本の子どもたちと同じような勉強ができるようにはなったのです。

しかし、一方で海外赴任の数が減ってきており、帰国子女枠をどうするか、というのは学校側にとっても喫緊の課題になっています。

英語ができる、というのは、大学受験には明らかにプラスになるので、戦力としては欲しいところではあるものの、やはり各校間の取り合い、というところもなくはないので、やはり上位校に人気は偏ります。

したがって帰国枠もやはり学校別対策が必要になってきているのです。


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