お客様化を避ける

良く、塾の「お客様」になっている家庭の話が出てきます。

子どもの成績はあまりぱっとしないが、塾から離れることもできず、毎月の月謝や季節講習、特別講習など、どんどん課金され、志望校には合格しなかった、という話。

まあ、そういうことは現実にはあるでしょうが、塾はやはり塾に利益が一番、というところはあるので、何でも塾の言う通りにしていれば良いのか、というとそうではない。

やはり、ちゃんと利用する、ということでないといけないのです。

少子化になり、塾間の競争が厳しいから、現実的には「生徒を早く囲い込む」ということが塾の今の営業命題なので、早くからカリキュラムを始める傾向が強くなり、そうなるとどんどん早くなるから、このまま行くと、小学校を逸脱してしまうかもしれません。

なので、一定の距離を置いた方が良いと思うのです。

そこまで早くから始める必要もないし、競争する必要もない。

中学受験はあくまで家庭が主導するべきものです。