先生、ウチの子、わかります?

ある塾で、6年生の受験校面談にあたって、あるお母さんが自分の子の写真を持って行ったそうです。

「先生、ウチの子、わかります?」

「お母さん、もちろんわかります。」という返事だったそうですが、さて、本当はどうだったか。

塾は、専任講師と時間講師に別れます。専任講師は、正社員ですが、多くの授業は時間講師によって行われることが多く、専任講師が教えているのはわずか。

それでも4教科あるので、誰かが教えてたことがある、ということで、面談を決めるのですが、なかなか微妙なところもあり、だから、どうしてもデータ頼りになる。

しかし、模試のデータよりも、子どもの性格や学習態度の方がやはり受験校決定には大きな要素になるので、この辺はなかなかうまくいかない。

だから、塾の面談でちょっと疑問があるな、と思ったら、そういう背景があるので、やはり家庭の考えを優先した方が良いでしょう。

まあ、よくわかってくれている先生が一人いるだけで、大分状況は違うのですが・・・。