勉強やんなきゃなあ、と思わせる

自分で勉強しないと、できるようにはならない、のです。

例えば勉強しているふりをしている子どもたちは結構います。何となく問題を読んで、何となく考えている格好をして、「でも、わかんないな」みたいな、そんな感じ。

本来勉強しないといけない、と多分思っていない。あるいは、思っていても、わからないから、やりたくない、というのもあるかもしれません。

で、勉強をさせようと思ってはいけないのです。

勉強、やんなきゃなあ、と思わせないといけない。

この2つの違いは何か?

本人の意思を引き出せるかどうか、です。本人がやらにゃきゃ、と思うのには当然達成したい目標がある。行きたい学校、やりたい中学校生活、そういうものがあって、さらにそれを達成するための具体的な勉強法が提示されていれば、子どもたちは次第にやるようになる。

また、わからなければ、前に戻れば良いのです。ここまではわかっていたのにと思うのなら、そこまで戻ってもよいかもしれない。

フリーダムは5年生は5年生の内容全部をいつでも見ることができるし、6年生はすべてをいつでも見ることができるから、シンプルに戻るだけで、わかるようになる。

カリキュラムやスピードを決められてしまうと、後戻りする、ということがなかなかできない。そうすると、立ち往生して前に進めなくなるので、ここを解決してあげれば、やはり自分でやるようになるのです。

やらせようと思うと、間違いなく子どもたちは引きます。あるいはやるフリをするだけなので、力はつきません。

あくまでやんなきゃなあ、と思わせることが大事です。