「行動が遅い」を改善する方法

なにごとにつけて遅い子、というのはいるものです。

支度が遅い。ご飯を食べるのが遅い。勉強するのが遅い。まあ、遅くてもちゃんと出来れば良いではないか、と考えがちなのですが、しかし入試に関して言えば、遅いのは欠点になる。

試験は時間が決められている。決められている時間内にいろいろなことをしなければならない。急ぎの虫がいないといけないところがあるのです。

では、遅い子の行動を早くする方法は?

時間を計ることです。そして記録する。

これは、レコーディングダイエットという方法にヒントを得て、実際にやってみたのですが、結構上手くいく。

子どもにストップウォッチを買ってあげます。そして、自らの行動の時間を計る。最初はおもしろがって、いろいろ計りますが、途中でやめてしまうこともあるので、記録簿を作る。何なら家族の見えるところにホワイトボードを貼って、そこに本日の記録、で残していく。1週間分と最高タイム、最低タイムなどといってもいいかもしれません。

ただし、早くしろとは言わない。ただ、記録するだけ。

それでも時間を意識することができるから、それだけで行動が早くなるのです。

ただし、記録して振り返るようにしないと効果はありません。

時計を買うというのも、ひとつの方法ではあります。まず子どもはなかなか時間を意識して生活しない。学校には持って行けないでしょう、それも一つの方法で、だんだん自分なりの記録が出てくると、行動は目に見えて早くなります。