動画授業を見ていると、眠くなる、と言われることがあります。
これはプレゼンテーションを聞いていて、眠くなる。というのと似ています。バトンが自分ではなく、相手にあるので、自分のペースが掴めないから、逆に眠くなるのです。
しかし、動画授業は使い方によって、俄然、効率が上がるツールです。
良く過去問で解き方がわからないときに、その解説動画を少し観て「ああ、そういうことか」とまた解き直す子どもたちがいます。
授業は本当にちょっとしか聞いていない。むしろその後の自分の作業の方が長いのですが、それで解ききってしまう。
動画ですから、自分が必要だということを早送りして聞くこともできます;
これは自分のペースで勉強しているからで、先生のペースで勉強していないから、俄然効率が上がるのです。
ここが誤解の元。
動画授業もライブ授業と同じように受け身になっていると、ライブ授業よりさらに眠くなるでしょう。
しかし、自分が主体になってわからないところだけを調べて聞いていると、これはどんどん進みます。
ですから、まずテキストを先に勉強すべきなのです。
テキストを読んで、どうもわからない、ということがあれば、その部分だけを動画で確認する。
あるいは、WEB問題集でわからないところだけを動画で見る。
そういうやり方をすれば、かなり短時間で勉強が進みます。じっと教室にいることはなく、自分のペースで勉強できるから、多くの場合、ライブの塾よりも勉強時間は短くなるのです。
これが最大のメリット。
動画授業を活かすには、それなりにやり方があるのですが、それをつかんでしまうと、実にスムーズに勉強が進みます。