集合授業に行かないという選択

以前、ある学校に合格した子のお母さんに話を聞いたときのこと。

「うちは個別だけでした。最初から塾はいかずに、ずっと個別。塾のスケジュールに合わせるのが難しかったので、そうなったのですけど、ひとついいことがありました。」
「それはどんなことですか?」
「塾の組み分けテストの成績に右往左往しなくて済んだことです。成績は6年生になってから、模擬試験で判断しましたが、そこまではじっくり行けたので、親が焦ることもなかったし、本当に良かったです。」
「6年生になってからは?」
「模擬試験は、本人が志望校を決めてから受けたので、合格ラインを突破することだけに集中してできたから、それも良かったです。」
「デメリットはなかったですか?」
「お高かったことかしら…」

なるほど、と思いました。実はこの話がフリーダムを始める原点になっているのです。
個別でやれば、子どもたちの状況や目標に合わせて、いろいろな手が打てるし、塾の序列化とは関係なく進める。

しかし、お高い…。

で、それをどうするか?で考え出されたのが、WEBワークスとオンラインの個別指導なのです。
オンライン個別指導は別にコロナ禍だからスタートしたわけではありません。

その前からZOOMを使っていたので、コロナ禍でZOOMが脚光を浴びたときは、へえ、と思ったものですが、今は割と当たり前になってきました。

先生が出かけずに教室の家賃も不要ということになれば、当然個別指導の価格は下がるわけで、それで現在に至っています。

子どもたちに時間の自由や場所の自由を提供できるとともに、経済的にもあまり高くならないようにできるのは、このお母さんの話がヒントになっています。

山の登り方はいくらでもあります。

集合塾に行くばかりが方法ではないので、家族の生活や考えに合わせて受験方法を見直してみると、案外良い結果につながるかもしれません。