知らない言葉は親がドンドン教えた方が良い理由

中学入試で使われる文章は、特段小学生を意識して書かれたものではありません。

作者はそれなりに自分の主張や考えがあってそれを書いているわけですが、これが中学入試に使われる、などとはあまり考えていない。入試のために書き下ろされたものはほとんどないので、その分、使われている言葉は子どもたちの理解を超えるものがたくさんあるわけです。

もちろん、そういう難しい熟語には註が施されているわけですが、それでもわからない、ということばはあるでしょう。したがって入試本番までにある程度語彙を増やす必要はあるわけです。

ただ、辞書を引いていくのは不合理です。もちろん辞書を引くことは大事だけれど、そうしょっちゅう引いていたら、文章が頭の中に残らない。相変わらずよくわからない、ということになってしまいます。

だから、横にいてどんどん教えてしまうのが一番手っ取り早い。

これは本当に、お父さん、お母さんんの力が大きい部分です。子どもは小さい時からお父さん、お母さんの言葉を耳から聞いていろいろなことを覚えている。

つまり、この方法は子どもたちに一番あった勉強法といえるのです。

だから怒気さえ含んでいなければ、本当に子どもたちにとっては一番わかりやすい状況なので、ぜひどんどん教えてください。