何をやるか、絞りきる

近年は非常に教材が多くなりました。

書店に行っても本当にたくさんの教材がありますが、しかし、塾に行けばこれまた大変な量の教材が渡される。

で、実際にはなかなか終わらない。次から次へ、と進んで行くと実際にはあまり残っていないことが多いのです。

特に5年生は本来中学受験の基礎をしっかり固める時期です。例えば算数では一番大事な比や割合をここで習得するわけですが、しかし、その基本が完全でないと6年生に行って伸び悩む。

だから5年生でしっかり基礎を固める、ということが大事なのです。

フリーダムは5年は基礎中心にしているのはそのためです。応用は基礎がしっかりしていれば、自ずと自分で考えられるが、基礎が充分でないとあやふやになり、不安定な力になるだけ。

ですから、ここで何をやるか、しっかり絞り込むことです。

時間は誰もが有限ですから、あれも、これもというわけにはいかない。

フリーダムの場合はまずテキストをしっかりやる、それ以外には手をつけないというやり方をしていますが、とにかく絞りきることが大事。

これが分かっていれば基礎は安定する、というものをしっかり選んで勉強していくことが大事です。

親が焦らない

子どもが成績を持ってかえってきました。

では半年後にどうなっているのか?

あるいは1年後にどうなっているのか?

それを簡単に見極める方法などありません。だから、まずは頑張ってもらわないといけないわけですが、子どもですからそう簡単ではない。

動機がしっかりしているわけでもないし、ガマンがきくわけでもない。

そういういろいろな波があって、たどり着いたところで勝負になるわけだから、まあ、それでいいんだと考えてください。

それを何としてでも、と思うから間違える。

だいたいにおいてトップ校に入る子どもたちは、親が手を引っ張るというよりは、「感心するぐらい良く勉強してた」という子なのです。

なぜ、そうなるのか?

入りたいから。

単純にそういうことでしかない。入りたいには入りたいが、努力はしたくない、ではやはりダメなのです。でもその手を引っ張ってもそう何とかなるわけでもない。

でも、本人だってやはり落ちたくはないからそこそこは頑張るわけで、というたどり着き方で良いのだと思います。

これからいろいろな成績を見せられるでしょうが、しかし、大事なことは親が焦らないこと。

子どもは成長途上ですから、そこから先を見据えてください。

伸びる時期も個性

子どもたちの成績を見ていると、あるとき「ぐーん」と伸びる時期があります。

これは背が伸びるのを同じようなものですが、コンスタントに少しずつ上がっていく、ということはあまりない。

ある時、ぐーんと上がり、そしてしばらく低迷する。かと思ったら、またぐーんと伸びて、という感じ。

思うに、ある努力が蓄積する時間が必要だからでしょう。

いろいろな経験があって、できなかったり、ミスをたくさんしでかしたり、ということもある意味経験なのです。そこから学ぶことはたくさんある。

「おっと、ここで慌てたからこの前間違えたんだ。何を出すんだっけ?」

と踏みとどまれるようになるのも、これはミスをしたからできるようになったと考えられるでしょう。

だから、それまでの間、やはり我慢する必要がある。

結果がでないなあ、と思ってもくさらず、コツコツやっていると、あるときぐーんと伸びる時期が来るのです。

それまで頑張りましょう

好奇心を持ち、柔軟に対応できる力を養おう

これから先、子どもたちを待つ未来はいろいろな変化があるでしょう。

今までの固定的なライフプランが全く違う形に変わってしまうかもしれません。

だからこうでなければいけない、と考えるよりも、柔軟に対応できる力を持っていないといけない。

また好奇心はつねに旺盛でないといけないと思うのです。

良く子どもたちが習い事やスポーツをするときに、そのときそのときの流行に乗ってしまうことがあるでしょう。

昨年の暮れは鷺沼兄弟の活躍でサッカーに興味を持った子が増えたでしょうし、今年の春はWBCで野球を始めたいと思った子どもたちがいたかもしれません。

で、そういう好奇心はこれから大事だと思うのです。

その中からだんだん自分の好みが決まってくる。

例えば受験勉強の敵と言われるゲームだって、実は子どもたちの柔軟な適応力を引き出しているかもしれない。

何が良くて、何が良くないのか、これはなかなか決められない時代になってきました。だからこそ、「好き」なものをやる力というのは大事かもしれない。

そこを研ぎ澄ませていけるように、受験勉強には余裕を持たせていかないといけない時代に入ったのかも知れません。

文章は読まないと読む力は育たない

当たり前のことですが、文章を読む機会がないと、なかなか読む力は育ちません。

インターネットの普及で、英文を読む、というのは実は相当便利になっていて、それで実は日本の高校生の英文を読む力は上がっている。

実は国民全体としてもそうではないか、と思うことは多々あります。英語できて当たり前、ぐらいでないといけなくなりつつあるのかもしれません。

だからそれなりに機会を作っていくことが大事なわけですが、小学生の場合、読みなさい、ではあまり意味がない。

なので、好きなものをどんどん読む機会をつくるというのは大事だと思うのです。

ネットでも良いし、あるいは図書館でも良い。

とにかく読む機会を増やす。ゲームの攻略本だって、実は、読解力の向上には役立つかもしれない。

ただいろいろな範囲に広げていくと、また本人の興味が広がっていく。

例えば歴史小説は、歴史が好きになるきっかけでしょうし、地学の勉強をすることで「ブラタモリ」はさらに面白くなるかもしれない。

小説や論説文を、と構えるだけではなく、いろいろなものを読む機会を子どもたちに作っていけば、読解力は間違いなく上がっていきますし、好きなものはどんどん読むというエンジンがついているので、さらに効果が上がります。

能動的に受験勉強を進めれば、塾に長く通う必要はない

受験勉強の方法はいろいろあります。

一般的に考えれば、塾に通い、試験を受け、競争する、という流れに乗ることが多いでしょうが、実はこれは受け身であることが多い。

つまり競争の否応なく追い込まれるというところがあるので、子どもたちが乗り切れないということはあるのです。

しかし、自分で勉強しようと思っている限り、いろいろな道筋はある。

そしてWEBで勉強するということは、その可能性を引き出すツールとしてはなかなか有効です。

WEBワークスはテキストもあり、動画もあり、学習した内容を記録するデータベースもあるので、ただテキストを勉強するだけでなく、何ができて、何ができていないかを知って、さらに理解を深めることができます。

またコンテンツはすべてベテランの指導員が作ったものなので、現在の受験内容に合わせているだけではなく、効率を優先できるようになっているから、短い時間で履修できるように工夫されている。

積極的に使えば、かなり効率よく進むことができるのです。

受験勉強はそれなりにいろいろなことをガマンしなければならないが、逆に能動的に動けばまだまだ効率よく勉強することはできる。やらされるからつらい、やらないということはあるので、まずはモチベーションをしっかり作り、自分で勉強する姿勢を引き出しましょう。

そうすればそんなに長い時間、塾に通う必要はありません。

PCやタブレットはガンガン使いこなせる

小学校でタブレットやPCを使う時間が増えてきました。

学校ではいち早く、全員にタブレットやPCが配られて、使いこなしている。

土台、今の子どもたちはやがてキーボードも使いこなせるようになるだろうし、いろいろな入力方法も用意されるから、別に英語のキーボード操作ができなくても困らないかもしれません。

大事なことはとにかく使う。

いろいろ心配なことはあるでしょう。有害なサイトを見ないだろうか、とか、ゲームばかりやらないだろうか、とか。

しかし、そういうのを全部含めて「使えるようになる」ということなのです。

子どもたちがタブレット端末を使う様子を見ていると、まあ、いろいろなことを考えて遊んだり、試したりしています。

そしてここがやはり使えるようになっていく岐路みたいなところなので、最早余分な心配はせずに使わせていくと良いのではないでしょうか。

使えるようになることで、子どもたちの可能性はまた一段と広がっていくはずですから。

季節講習も自分のスケジュールでできる

間もなく、春期講習ですが、フリーダムオンラインの季節講習はすでにシステムにセットされています。

したがって、期間中いつでもできる。

いや、極端なことを言えば、早くやろうと思えばそれもできるし、あとからやろうと思えばそれもできる。

季節講習は受けない子もいるから、新出の項目はやらない塾もあります。しかし、フリーダムでは期間が2年なので、季節講習にも新出の項目が出てきます。

ただWEBワークスはいつでも勉強ができるので、新出の項目をやることも自在。

季節講習も、タブレットがあれば概ねどこでもできるから、おじいちゃんの家でやっている子もいれば、旅先でやっている子もいます。

長期休みは家族にとっても大事な時間なので、なるべく有効に使ってもらいたい。

勉強も、家族の時間も両方良いとこどりを目指しましょう。

なおWEBワークスは、すべて月額費用込みになるため、季節講習の追加の費用はありません。

ポケットONEノートのすすめ

勉強する際、ノートの使い方はとても大切です。

子供たち自身も、勉強が進むにつれて自分で工夫できるようになるでしょうが、最初のうちは、少し指導してあげると良いと思います。

まず算数ですが、これは多少もったいなくとも、1問1ページを守ると良いと思います。私はルーズリーフで、できればB5よりもA4を進めます。まだまだ学校や塾ではB系のプリントが多いと思いますが、A4の方がスペースも大きく、B5、A4両方に対応できるので、後でプリントの整理などをするときも便利です。

問題を解くとき、もしコピーがあるのなら、ノートに問題をコピーしてはっておくと便利です。その問題の下に子供が自分で解くスペースを作り、裏は解答をやはりコピーしてはっておきます。

すると1問単位の問題集ができあがります。ルーズリーフ式ですと、ファイルしなおすことが可能になります。できた問題だけは別にし、できなかった問題だけをファイルしなおすことができますから、夏休みなどに復習するのに大変便利になります。以前はこれをB6の京大型カードで勧めていた時期もありましたが、今はルーズリーフの方が便利だと思います。

コピー機があれば、参考書や問題集、あるいは塾からもらった教材などもすべてこのバインダーにファイルしてしまうことです。分類は時系列で良いと思います。そのファイルに勉強すべき素材が全部はいっていることになりますから、それを解きなおしたり、見直したりすれば良いことになります。

情報はポケット1つにまとめてしまい、それを何回も繰り返して勉強することが、大事です。特にカリキュラムが進んでいるときは、どうしても復習がおろそかになりやすいのです。ですから、問題や資料をひとつにまとめて、勉強するようにし、以前に学習したことを、かんたんに振り返るシステムにすればよいのです。

これがポケットONEノートです。勉強する素材はここに入っているので、これをやればいいとシンプルにすることができます。

ただし、ひとつ気をつけなければいけないことがあります。

こういうノート作りを教えると、きれいなノートを作るのですが、肝心の勉強が進まないという子がいるものです。

女の子に多いのですが、ノートを作ることが勉強になってしまって、ノートができると安心してしまいがちのようです。あくまでノートは手段ですから、その中身をしっかり勉強してはじめて目的が達成されます。気をつけてあげてください。

わからないから考える

わからない、ということは勉強をしていてよくあることです。

これを解決するには、いろいろ本を調べたり、先生に聞いてみたり、と解決方法はありますが、一番大事な解決方法は自分で考えること。

例えば算数の問題を考えていて、まだ解説がない、という場合はやはり考えるしかない。

で、グラフを書いてみる、図を描いてみる、あーでもない、こーでもないと時間はかかるが、実はその時間が非常に学力を上げている時間なのです。

たくさんの問題を解いているとき、できる問題というのは、本当のことを言えばもうできるから、時間をかけなくても良いのです。

しかし、わからない問題は考える必要がある。

昨年の生徒で、「わからない問題がある」と連絡が来たが、実際に授業を始めてみると

「あ、それわかりました。」ということが多かった子がいました。

つまり自分で考えているので、そこがやはりできるようになる最も良い方法です。

量をこなさなくては、と信じられているところがあるのですが、できる問題をあまりに繰り返す必要もない。(もちろん確認のためにやることは必要ですが。)それよりもできない問題をじっくり考えていくことで、しっかり力をつくっていってもらいたいと思います。