算数ができるようになるポイント

算数は、解くのが面白いと思えるようになることが一番なのです。

算数の問題を解くのを趣味にしている人もいます。別に子どもが中学受験をする、というわけでもないのですが、ただ面白いと思うから解く。

算数ですから、方程式も使わないし、三平方の定理も使わない。ルートなんてとんでもない。小学生が解ける方法で解けないといけない、からそこが面白いのです。

で、その面白さがわかってしまえば、子どもたちは勉強します。勉強すればできるようになる。だから力がつくのです。

他の教科も同じ。国語はいろいろな文章が読めるから面白い、と思える子は国語ができるようになる。

社会は、知識を覚えて人に話せるから面白い、ということになる。理科は算数と社会の合わさったような教科なので、算数が得意な子は物理化学が得意で、社会が得意な子は生物、地学が得意だったりするわけですが、とにかく面白いと思うからできるようになる。

ところが全部が面白い、ということにはなかなかならない。だからまずは算数をできるようにするのが良いのです。

国語はまずは読書を進めることにして、算数に力を入れる。算数ができて、国語できれば、2教科でも上位校に入れるのだから、まずはそこを解決する。

問題を解くのが面白い、ように仕向けて行きましょう。

遊ぶ時間を確保する

子どもたちにとって遊ぶ時間は大切な時間です。

友だちとコミュニケーションを取る力もここで養われることも多いし、また体を動かす機会になることもある。

最近そういえば、町を歩いていて、小学生が遊んでいる姿をあまり見かけなくなりました。みんな、それなりにいろいろなことをしなければならないのでしょうが、放課後の校庭開放でもそう多くの子どもたちが遊んでいるわけではないようです。

これは本当のことを言えば、あまり良いことではない。年代によって子どもたちの遊びはいろいろ変わります。

ただゲームをしている、という子もいるでしょうが、みんなで遊ぶということは大きくなって必ずいろいろなことにプラスに働く。

外で友だちと遊びたい、という気持ちがある子はそれなりにその力があるわけで、その力を活かしたいと考えているところは多いのです。

だから、遊ぶ時間はしっかり確保してください。

この時間が一番簡単に削られてしまっているように思えます。

放任型がおススメ

スクールカラーを分けると、概ね管理型と放任型に分かれます。

最近は管理型がさらに管理を強める傾向にあり、まるで塾みたいな成績管理をするところも出てきました。

成績に関するプライバシーなど存在しない、かのごとくどんどん公開されてしまう。

これは、子どもたちのストレスを考えると、実は逆効果なのですが、まあ、保護者に対しての「やってる感」を出したいのか、自己満足なのか、そういうことをやっている学校を目にします。

しかし、本当のことを言えば、放任型が一番良いのです。

子どもたちが自分で自分の方向性を決めるまで、じっと待ってくれているような学校。

そして、いざ決まったら全力で応援してくれるような学校。

実は上位校は割とみんなそんな雰囲気なのです。

まあ、確かに生徒ができる、という面もありますが、しかし麻布はむかし、あんなにみんなできなかった頃から、ずっとそうだったので、放任型について筋金入りなところがある。

だからそういう学校をしっかり見据えておくことが実は大事なのです。

偏差値と志望校

受験後半では多くの方が利用する偏差値表があります。

縦軸が偏差値、横軸が受験日という表ですが、使い方には注意が必要です。

これは大人でもそうですが、上の学校ほど「良い」学校と思い込んでしまう傾向があるからです。

入学が難しいというのは、その通りでしょうが、しかし、それが子どもにとって良い学校であるとは限らない。

偏差値が高くて「悪い」学校があり、偏差値が低くて「良い」学校がある」のです。

例えば非常に校地が広くて、なかなか子どもたちの管理が大変な分、生徒が伸び伸びと育っている学校と校地が狭くて子どもをかっちり管理した結果大学受験の結果を伸ばしている学校があるとします。

後者の学校の方がお母さんには人気があるでしょう。その分、偏差値は高くなりやすい。

しかし子どもの大切な6年間がただ受験準備のためにあるのは、あまり感心できる話ではありません。むしろそれ以外の魅力が前者の学校にはあるかもしれません。そういうところはこの表には出てこないのです。

問題は「その学校が子どもにあうか?」という問題です。

偏差値が高くても「合わない」学校に行くと子どもにとっては大変でしょう。下手をすると不登校になってしまうし、いったん外れてしまうと公立ほど手厚くはありませんから大変苦労することにもなりかねません。

この表はひとつの参考にして、学校選びは自分の目でしっかり学校を見据えて「わが子に合うか?」を考えて選んでください。

本を読む習慣をつけるには

本を読む子は本当に良く読んでいます。

以前、何冊かの本を持っている子がいて、いったい同時期に何冊読むのか聞いてみたところ4冊ぐらい、と答えが返ってきました。

同時に読んで話がごっちゃに鳴らないの?と聞いてみたところ、全然平気だそうです。

で、本を読む子は、本の面白さを知ってしまった、のです。

面白いと思うから読む、楽しいから読むのです。

何も強いられてやっているわけではない。だから面白さを教えてあげることが一番。

だから本人が読みたい物から読むのが良いのです。推理小説でも科学雑誌でも何でもいいから、読む。

そしてもうひとつ大事なことですが、家族が読んでいることが必要です。

お父さん、お母さんが本を読んでいれば、まず間違いなく子どもは本を読む。

(なかなかそうなっていないと思われる場合もあるかもしれませんが、やはり身近に本を読んでいる人がいれば、子どもはそこに関心がいくはずです。)

なので、本を読ませようと思う前に、お父さん、お母さんが本を読めば、子どもが本を読むきっかけになるでしょう。

良くお話するのが家族総出で図書館に行くこと。

これは地域によっても異なりますが、割と地域ごとに図書館が充実しているところもあるのです。

そういう地域では家族で出かけて行って、家族それぞれが好きな本を読んで、あるいは借りてきて、というのを1週間に1回ぐらいやってみると良いと思うのです。

これで読書の習慣がついた子は多いので、機会があればぜひやってみてください。

付属校は管理型が多い

付属校に入れば、あとはエスカレーターで大学へ行ける、と割と思いがちなのですが・・・。

しかし、大学進学の推薦には各校、条件が付いていることが多いのです。

系属校の場合、大学推薦枠が全員でないところもあるし、推薦試験を通らなければ大学に進めないところもある。

したがって、その成績を上げるために付属校でも管理型になる学校は多い。

その雰囲気がなじめずに、学校をやめる子もいるのです。

ある私立大学の付属校は、大学推薦枠を付属校同士で争わないといけないので、かなり厳しく成績管理をする。その結果、高校進学までの間に1クラスなくなる、というところもあります。(1クラス分、生徒が退学をしてしまう、ということです。)

だから、ただ大学付属だから、と安心してはいけない。スクールカラーを良く調べていかないとあとから大変なことになってしまうから注意してください。

慶應は中1から落第しますし、同じ学年に2年いることができません。また高校進学時に肩たたきにあう付属校も少なくないので、付属校に入ったら大丈夫、とは思わないことが大事です。

効率化のカギは学校別対策にある

中学入試の範囲はとんどん拡大します。

学校が塾ではやらない問題を出そうとし、それを塾がカバーするから、どんどん広がる。

しかし、それはほんの一部の学校にすぎず、多くの学校ではある程度出題される内容は絞られているのです。

だから学校別対策を優先すれば、やるべき勉強は効率化します。

何校合格しようと、行く学校はひとつなのだから、一番行きたい学校に入れればそれが一番良い、ということなのです。

また、ひとつのカラーを集中して勉強していくことによって枝葉は広がっていきますから、当然他の学校を受けるのにも良い影響を与えることになる。ただ時期の問題が当然あります。

つまり東京、神奈川の場合は2月1日からだから、それに間に合わせないといけない。ただ、子どもによって早く仕上がる子もいれば、そうでない子もいる。

とすれば、少なくも第一志望の学校の対策は先にやっておけば、他の学校が間に合わなくても何とかなる。

だから、学校別対策を先にやるべきなのです。

学校別対策をすることによって、その傾向だけできるようになる、みたいな感覚を持たれる方がおられますが、そんなことはない。

いろいろなことがだんだんできるようになってくるものです。ただし、そこに時期的なずれがあるのは間違いない。

最終的にどの学校の問題をやっても大丈夫、くらいになるのが理想だが、そうならずとも「第一志望に出ることはある程度できる」ということでも入試はOKなので、そちらにターゲットをまず絞ってください。

自由な学校

制服のない学校があります。

そういう学校の文化祭に出かけてみると、ぎょっとする方が多いかもしれません。え、そんな格好してて良いの?みたいな感じ。

でも制服を着ていて思いきり崩しているのと、本人たちの意識はそう変わらない。むしろ、自由な発想の方が良い部分もあるのです。

そして、多くの生徒たちは割とこざっぱりした格好をしているのです。ただ、目立つ子は目立つ。だからウチの子がああなったらどうしよう、と思われるかもしれませんね。

でも、もし合格できたら、そうなります!

自由な学校というのは、確かに自由と奔放をはき違えてしまう子もいますが、しかし、いろいろな才能や能力を伸ばす環境であることも間違いない。

例えば、文化祭のいろいろな活動から、研究のテーマが見つかったり、思わぬ才能に気が付いてしまったりするものなのです。逆にそういう機会がなければ、気が付かないままに終ってしまったかもしれません。

だから、基本的に自由な学校を選んだ方が良いのです。

ちなみに、付属校だからといって、自由であるという保証はありません。

一部の付属校は同じ付属校同士で大学進学を争う結果となり、それこそスパルタ教育になってしまったりするので、その辺は良く見ておく必要があるでしょう。

宗教と学校

私立学校は寄付行為からスタートします。

学校の財産は最初に寄付されて設立するので、その寄付を誰がするかということになるわけですが、それが宗教法人であることは多いのです。

だから、学校内に教会があるというキリスト教の学校も多いし、逆に仏教系の学校だと座禅堂があったりする。

ある仏教系の学校は普段は隠されているとが、大きな仏像が3体並んでいる講堂みたいなところがあって、入学式ではその3体の仏像が並んで出てくる。

ここで初めて「えええ、そうだったの?」と思われる保護者の方もおられます。

あるキリスト教の学校に入った生徒が言っていましたが、入学早々合宿があったそうです。

で、何かと思えば、いろいろとキリスト教についての説明があり、ごはんを食べるときもアーメンから始まる。

まあ、そういうことは学校を選ぶ段階であまり意識されないところはあるかもしれないので、意識しておかれると良いでしょう。

子どもは褒めて育てるべき

子どもは褒めて育てなければいけません。

これはどうしても必要です。絶対に褒めないといけない。

なぜなら、自己肯定感を持てない子は、積極性を持てないからです。

子どもは本来、非常識なぐらい自己肯定感を持ちやすい。

僕って凄い?になりやすいのです。だから、いろいろなことに挑戦できるし、やってみようという気になる。

しかし、自己肯定感が無い子は、何事に対しても臆病になり、やりたがらなくなる。それでは成長の機会がなくなります。

だから褒めないといけない。

僕って凄い?という感覚は絶対に持たせなければならないのです。