行動が遅い子

中学受験は先取り学習が圧倒的に多いため、前に進むことが好きであれば、中学受験は向く可能性が高いでしょう。逆に行動が遅い子にはつらい部分が多いかもしれません。

黒板の字を写すことから始まって、テキストを出す、ノートを広げる、こういうことすべてにおいて、遅い子はやはり、まずこの点をどうするのか?ということを考えなければならないといえます。

その子の持っているペースですから、なかなか速くしろといってもそうならない部分もあります。だから逆にこういう子どもたちの受験はやるべきことを徹底的にしぼっていく必要があります。ただこういう子どもたちのよい面としては、本当に自分のペースで理解できたところはなかなか忘れないという点です。

1週間にできる内容は、進む子の半分もいかないかもしれません。ただ2回やるところを1回で済ますと考えれば、対策は考えられてくるのではないでしょうか。

どんな子にもよいところがある、そこを伸ばすためにどういう学習法を考えればいいか、ここが中学受験では最も重要なところであって、どの子にも適用できるという方法はなかなかないように思います。

先生、ウチの子、わかります?

ある塾で、6年生の受験校面談にあたって、あるお母さんが自分の子の写真を持って行ったそうです。

「先生、ウチの子、わかります?」

「お母さん、もちろんわかります。」という返事だったそうですが、さて、本当はどうだったか。

塾は、専任講師と時間講師に別れます。専任講師は、正社員ですが、多くの授業は時間講師によって行われることが多く、専任講師が教えているのはわずか。

それでも4教科あるので、誰かが教えてたことがある、ということで、面談を決めるのですが、なかなか微妙なところもあり、だから、どうしてもデータ頼りになる。

しかし、模試のデータよりも、子どもの性格や学習態度の方がやはり受験校決定には大きな要素になるので、この辺はなかなかうまくいかない。

だから、塾の面談でちょっと疑問があるな、と思ったら、そういう背景があるので、やはり家庭の考えを優先した方が良いでしょう。

まあ、よくわかってくれている先生が一人いるだけで、大分状況は違うのですが・・・。

できる限り、同じことをさせたい

集合塾は、個別の対応はできない、と言っても良いでしょう。

元々授業が集合授業なのだから、できる限り同じことをさせたいのです。

しかし、それぞの子どもたちの志望校も違えば、得手不得手も違う。

たとえ同じ偏差値であったとしても、やるべきことが違うのです。

その違う対応ができない。

だから集合塾は遠回りする。それで長い時間やらされる、というのはあまり子どもにとってプラスではないでしょう。

なぜ、そんなに急ぐんだろう?

5年生で、すべてのカリキュラムを終えてしまう塾があります。

で、6年生の1学期、また復習をやっている。

早くカリキュラムを終えて、志望校別を早く始めるのか?と思っていたのに、そうではない。結局志望校対策は夏休み以降。

志望校別対策はどうしても、クラスを細分化しないといけないところがあるわけですが、同じカリキュラムなら縦割りで済む。

だから、急いだカリキュラムの意図が今一つわからなかったりする。

塾のペースは、子どもたちのためのものではなく、塾のためのものなのです。

先生との相性

今、ほとんどの塾では、先生を選ぶことはできないでしょう。

成績によってクラス分けが行われ、そのクラスを担当する先生が決まるので、そのクラスから外れれば、当然先生が変わる。

せっかく相性が良かった先生と、分かれてしまってモチベーションが上がらない子もいますし、当然その逆もある。

しかし、それはやはりひとつのリスクなのです。

一方個別指導は先生を決められる。また良いと思う先生が現れるまで、変えることもできるところが多い。

まあ、これはやはり1対1のメリットと言えるでしょう。

先生との相性は、案外子どもたちの成績を左右している部分はありますから、問題が出たときはちょっと方法を変えてもよいと思います。

なぜ塾の課題は終わらない?

5年生も、6年生もこの時期たくさんの課題が与えられているでしょう。

6年生は、塾の回数自体が多いので、家で勉強できる時間があまり多くはない。

日曜日も、模擬試験が入ったりするから、そんなに自由な時間は多くなくなっています。

でも、それでも課題を出す。

基本的に、塾は終わらないことは百も承知で、出しています。

なぜか?

自由な時間を創らせないためです。それは他塾に移動する可能性が出てくると思っているから。

暇な時間を創らせないために出す。

なので、まあ、終わらせることは考えなくても良いのです。

でも終わらないといけない、と思わせられてるところはあるわけで、こういうところも塾のいけない所でしょう。

塾の組み分けは上がりにくい

校舎によって、クラス数にも違いはありますが、やはり同じ校舎での組み分けは、クラスを上げにくい。

これは組み分けというのが、その校舎での相対的な位置を決めるものだから、であって、校舎によって当然レベル差がある。

上位の子が集まりやすい校舎では、さらに上がりにくい状況が生まれるので、そうなるとなかなかモチベーションは維持しにくい。

本来はカリキュラムテストですから、そのカリキュラムがどのくらいわかったかを確認すればいいだけのことなのですが、ここに相対的な競争を持ち込むから、ロークラスの子のモチベーションは上がりにくくなる。

ロークラスが続けば、必然「まあ、どうせここだから」みたいな感覚が出てくるので、これは子どもたちの前向きなモチベーションを作るのにはマイナスです。

相対的な地位は上がるに越したことはないが、じゃあ、上位にいれば必ず志望校に入れるか、というとこれも微妙で、それぞれの学校の対策の仕方によっては結果は当然変わります。

だから、特に後半戦はあまり相対的な位置を気にしなくてもすむ環境にしておいた方が、子どもたちのモチベーションは上がりやすいでしょう。

例えば過去問ができた、という経験だけでも、大分気持ちは変わってきます。

2024年フリーダムオンラインの入会案内

2024年度、フリーダムオンラインの入会案内を更新されました。

新年度より、フリーダムオンラインの個別ワークスは、1対1のみの指導となります。さらに充実した指導を目指して参ります。詳しくは以下の入会案内をご覧ください。

なお、新年度の学習の進め方については、今後本ブログにて説明をしていきます。

WEB学習とオンライン個別の新しい融合策ができましたので、ご紹介していきます。

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競争させるからできるようになる?

多くの塾では組分けがあり、子どもたちを競争させます。

順位や得点は本来は個人情報になるのだけれど、座席の位置ということで、明確に順番だけはわかるようになっているところも多い。

だから、クラス落ちしたりすると、子どもたちのストレスはなかなかのものになる。

小学校までとどろく、と思いがちだからです。

で、別に競争しなくても、ちゃんと勉強する子はできるようになっている。

ちゃんと勉強しない子は、成績が悪い。

だから、このシステムは勉強する子のものであって、勉強しない子が勉強するようにはならない。

ここを、みんな間違えているのです。

競争させないと、勉強しないわけではない。勉強する子はちゃんと勉強する。

勉強しない子は、競争させても勉強しない。違うモチベーションを作っていかないと、なかなか状況は打破できません。

お手伝いをする子に

お手伝い、してもらってますか?

お母さんが仕事から帰ってきて、夕飯の用意をする間、あるいはそれ前に、お母さんのお手伝いをする子がいます。

ご飯の準備をしたり、洗濯物を取り入れてたたんだり、掃除をしたり、いろいろ。

でも、そんな時間、勉強してくれたら、と思われるかもしれませんが、いえいえ、そういうことはちゃんと後に役に立つ。

お母さんから頼まれたことをちゃんとやってくれる子は、なに、自分で勉強することもきちんとできるし、先先の勉強もしっかりやるからあまり心配をする必要がありません。

問題はその逆な子。

お母さんの支度が遅いとブチブチ文句を言うくせに、その間自分で勉強していることはない。

何かを頼まれれば「え、僕がやるの」とふくれっ面をしているし。

まあ、そういう子は、やはり甘やかされて育ってきたところがあるのです。してもらうことになれてしまい、それが当たり前になると、自分でやる、ということからは縁遠くなる。

してもらえないと不満になり、なかなか自分でやろうとしなくなる。

本当は受験勉強を始める前に、ちゃんとお手伝いができる子にしておくと良いのです。それなりに家で子どもが果たす役割をしっかり持たせていることが大事。

お手伝いをする子には、親も当然感謝するし、ありがとうと言われてうれしくない子どもはいません。ただしてあげるだけの存在にしてはいけません。