ひとつの塾の試験ばかりを受けていると、その試験の傾向や形式にとらわれてしまいがちです。
例えば、そういう試験で算数が答えだけ、という場合、後から記述式の出題傾向の学校を志望すると、結構大変な思いをする。
今までは答えさえ出せば良かったのが、記述で答えを書かないと正解にならない。得点できない。
これは結構大変です。
だから、早めにいろいろな塾の模擬試験を受けて、ひとつの形にとらわれないようにすることが大事。
志望校が早めに決まるなら、その形式も意識しておきましょう。
2年間で、無理なく、無駄なく、親子で楽しく受験勉強を進めましょう。
ひとつの塾の試験ばかりを受けていると、その試験の傾向や形式にとらわれてしまいがちです。
例えば、そういう試験で算数が答えだけ、という場合、後から記述式の出題傾向の学校を志望すると、結構大変な思いをする。
今までは答えさえ出せば良かったのが、記述で答えを書かないと正解にならない。得点できない。
これは結構大変です。
だから、早めにいろいろな塾の模擬試験を受けて、ひとつの形にとらわれないようにすることが大事。
志望校が早めに決まるなら、その形式も意識しておきましょう。
中学受験の内容は、小学校の勉強からは大きくかけ離れます。
小学校の勉強では差がつかないので、「小学生でもできる」という視点のもとで問題が作られ、およそ学校の課程で言えば中学2年生ぐらいまでの範囲で出題されます。
だから、それ専門のカリキュラムや教材が必要です。
ただ、通塾しなくても当然中学受験はできるし、合格することも可能です。
先日ある記事を見ていたら、2割ぐらいが塾なし、という話が出てきて、さすがにそれは多すぎるかなあと思っていたのですが、(だからといって根拠となるデータもないのですが)、経験的には1割程度の受験生がそれに該当するのではないかと思います。
学校によっても違うでしょうが、しかし、可能か、不可能かといえば可能。
むしろ、今の過熱期は通塾する時期をなるべく短くした方が、本人や家族のストレスが少なくて良いと思うのです。
最近の塾は早くから生徒を囲い込みたいので、カリキュラムを前倒しにします。しかし、最初のうちはそれほど難しいことをやるわけではないので、子どもたちも飽きる。そこで競争させるのです。で、組み分けをしたり、座席を成績で決めたりするから、当然子どもたちや親にもストレスがかかる。
この状況はやはり避けた方が良いのです。
元々受験勉強はパーソナルなもので、先生を雇って個別に行うのがヨーロッパの貴族社会では一般的でした。しかし、その裾野が広がるにつれて、集団授業が行われるようになってきたのですが、今は教材もいろいろあるので、充分にパーソナルに進めることができます。
ただ、家でやるのにはお父さん、お母さんに負担がかかるのは事実。ただ、その負担が子どもの負担を軽減する、ということでもあるので、その方法をこれからもずっとお話ししていこうと思っています。
中学受験は、ある程度出題されることは決まっており、また、多くは小学校5年生と6年生で学ぶことに集約されます。
それまでの過程というのは、もちろん勉強することはあるけれど、計算や文章読解、漢字など基礎学力を養うことなので、別に慌ててやらなくても良い。
学校の勉強と並行して進んでいって、自分でそれなりにペースを上げていけば良いのです。
で、学習カリキュラムはほぼ2年で終わるので、それを集約したのがフリーダムのカリキュラム。
この内容ができれば、まあ、普通に合格していけるでしょう。
だから、子どもたちにはスタートの自由があり、それは別に強制されるべきものではない。
それぞれの子どもたちの学力や生活、家庭の考えなどによって決めれば良いのです。
ただ、慌てて競争させる必要はありません。
塾は親のモチベーションアップを狙って(あくまで対象は親であって子どもではありません。)すぐ競争させる傾向がありますが、それに乗ると消耗戦に飲み込まれるだけなので、むしろ集中した時間の使い方をした方が良いでしょう。
中学受験の範囲は小学校のカリキュラム通りで問題を作ってしまうと差がつかないことから、小学校の履修内容から大きくかけ離れて、今や中学2年生ぐらいまでの範囲に及びます。「小学生でもできる」という範囲になるので、問題中いろいろ説明をすれば、さらに範囲は拡大する。つまり各校に出題が予想されるところを全部勉強しようとすると、とんでもないことになるわけですが・・・。
しかし、ここで、ひとつ救いがあります。
それは各校が問題をつくる独自入試だ、という点です。それぞれの学校は自校に欲しいという人材像を考えて問題を作っているので、出題傾向がはっきりしている。またレベルもある程度限られてくる。難しい学校は難しい問題しか出ないし、逆にいたずらに難しい問題を出さない、という学校もあります。
したがって学校別傾向にしたがって応用の枝葉を伸ばせば良いわけですが、しかし、そうなると各校に対応する学校別特訓が必要になる。
今のところ首都圏の塾では2月1日校の学校別特訓だけが設定されることが多く、自分の第一志望の学校別特訓がない、というケースが少なくないでしょう。
これではやはり子どもたちのやる気も引き出せないので、何とかすべての学校に対応する学校別特訓ができないかと考えてきました。
その結果生まれたのが学校別バインダーです。
子どもたちの学習履歴と各校の出題傾向を付き合わせて、「良く出て、できない問題」を抽出できるようになっているので、自分の不得意なテーマを集中して勉強できます。これまでの履歴では、結構短期間に子どもたちが自分のできないところを算数を中心に克服していき、データとしてなかなか良い結果が出てきました。
子どもたちが受験勉強にかけられる時間はそう多くはないので、やはり効率良く対策をしていく必要があります。
その意味では早くからWEB学習システムを始めてもらうと、学習履歴が残り、システムが志望校の出題傾向と付き合わせて必要な問題を出していきますから便利です。
過去問とこれと暗記テキストしかやらなかったという子も、対策がシンプルになった分、効果は上がっていったと思います。
学校別バインダーが表示する蜘蛛の巣グラフ

良く、塾の「お客様」になっている家庭の話が出てきます。
子どもの成績はあまりぱっとしないが、塾から離れることもできず、毎月の月謝や季節講習、特別講習など、どんどん課金され、志望校には合格しなかった、という話。
まあ、そういうことは現実にはあるでしょうが、塾はやはり塾に利益が一番、というところはあるので、何でも塾の言う通りにしていれば良いのか、というとそうではない。
やはり、ちゃんと利用する、ということでないといけないのです。
少子化になり、塾間の競争が厳しいから、現実的には「生徒を早く囲い込む」ということが塾の今の営業命題なので、早くからカリキュラムを始める傾向が強くなり、そうなるとどんどん早くなるから、このまま行くと、小学校を逸脱してしまうかもしれません。
なので、一定の距離を置いた方が良いと思うのです。
そこまで早くから始める必要もないし、競争する必要もない。
中学受験はあくまで家庭が主導するべきものです。
これまでの中学受験の歴史の中で、各校がいろいろな想いで問題を作り、各塾がそれに対する対応を考えてきたので、本当にすべてのことをやろうとすると莫大なエネルギーがかかります。
現在の範囲は学校の内容でいえば、中学2年生まで、という感じではあるものの、それをはるかに越えていると思える問題もあり、まあ、そこまで対策を考えるのはなかなか難しい。
一方、子どもたちが行く学校は1校なので、何校合格しようが行く学校は1校ということを考えれば、「一番行きたい学校に行けるようにする」というのが良いわけで、そうなれば、やはり学校別対策をしっかりやるということが、受験勉強効率化のカギです。
したがって5年生までは基礎を重点に学習し、志望校を決めてからは、なるべくその出題傾向に合わせた演習を積み重ねていくことが望ましい。
その学校に出ないことは、まあホントのことを言えばやる必要はない、と思っていいのです。
が、塾はいろいろな学校に対応することを大義としているので、範囲がここのところ広がり続けています。それを正直にやり過ぎると、いつまでたっても終わらないということになりかねない。
まずは出ることをしっかり練習していきましょう。
塾を始めるとき、集合塾の場合は授業時間が決まっています。
例えば月曜日、水曜日、金曜日の5時~9時まで、とか。
本人の時間もそうですが、これに家族も合わせなければいけないところがある。例えば食事。どうしても夜9時まで塾に行っているということになると、家族の食事の時間はバラバラになります。
また、お迎えの時間もある。一人で帰ってこれるというのであれば助かりますが、やはり心配で迎えに行くご家庭も多いでしょう。誰が行く、お父さん?お母さん?
その意味ではいろいろスケジュール調整をしないといけない。さらにこれに習い事やスポーツが関わってくると、習い事を止めなければいけなかったりするのです。
しかし、習い事はできる限り続けた方が良い面はあります。子どもたちにあいろいろな可能性があるので、できればそれを伸ばしていくチャンスは欲しい。また受験勉強ばかりに偏ってしまって、身体を鍛える部分がなくなるのもさみしいし、また本人がストレスをためる場合もあります。
ある子は6年生で、いよいよ受験勉強に、ということでスポーツをやめたものの、行き場のないエネルギーを持てあまして、つい学校で暴れるようになりました。学校の先生とも相談した結果、スポーツに戻してみたら、何の問題もなくまた勉強にも集中できるようになって、かえって良かったということもありました。
なので、時間の自由はなるべく確保した方が良い。
オンラインで学習するにあたって3つの自由を提唱しました。
その最初が「時間の自由」。あと2つが「場所の自由」と「ペースの自由」です。中でも授業時間を自分で決められる、のはやはりとても便利です。
子どもの潜在的な力を伸ばすために、ぜひ時間は有効に使ってもらいたいと思います。
子どもたちの音読を聞いてみると、国語の力はある程度はわかります。
ちゃんと漢字や文の切れ、などを考えながら読んでいる子は、それなりに文意のとらえ方ができているわけで、当然のことながら、国語はできる。
しかし、漢字をつっかえ、文の切れは間違えて、そして慌てて読んでいる、みたいな子は、これは練習をした方が良い。
でも、音読の練習なんて、低学年のときぐらいしかできませんね。
高学年になってくると、そういう時間はほぼなくなる。
だから低学年の時に、ぜひ子どもたちの音読を聞く機会を作ってください。
そうやって練習しているうちに、ちゃんと読めるようになってきます。
6年生はこの時期答案練習をしていきましょう。
テスト形式で、時間を決めて問題を解く。
過去問をやる以外にもいろいろなテスト問題はあるでしょうが、やはり志望校の出題傾向に似ているものに取り組むのが良いのです。
そしてていねいに復習する。
覚えていない知識は、覚える。うまくいかないな、というテーマは、集中して勉強する。
そうやって自分の課題をどんどん解決していくことが大事です。
塾の授業もいろいろですが、しかし、自分の課題を直接解決できる方法を選んでいきましょう。
国語ができる、というのは、いろいろな要素が必要ですが、しかし、まずは本文がちゃんと読めないといけない。
で、ここはやはり読書の習慣をしっかり持っているかどうか、ということに左右されます。
本を読む子は、例えば休み時間でもかばんから本を取り出して読んでいる。そういう習慣がすでに身についているから、間違いなく本文はしっかり読めます。
音読を聞いていて、とにかくつかえる、という子はやはりあまり読み慣れていない。
で、この違いはやはり読書の習慣が小さい時からついているか、ということにかかっています。
本はどんな本でも良いのです。本人がおもしろい、とか興味を持った内容で良い。別に文学作品に限ることではありません。
ただ、とにかく本を読むというのが日常当たり前になってもらいたい。
その意味ではやはり図書館を利用するのが一番良いのです。
お父さん、お母さんと一緒に週に1度でいいから、図書館に行って読みたい本を借りてくる。そして読んだら、また次の本を手にする、という流れで良い。
別に感想文を書く必要もないし、本人がおもしろければそれでよいのです。
この習慣をつけるかつけないかだけで、やがて大きな違いが出てきます。塾よりもこちらの方が大事ですね。