WEBワークスで行くか、過去問で行くか

5年生は穴あき作文でキーワードを捜していく練習を続けてきました。

で、6年生になるといよいよ実践練習に入るわけで、WEBワークスもいろいろな問題を採録して,山口先生が問題の解き方を解説しています。

したがって、文章を読む→概略の説明を聞く(先に問題を解いてからでも良いです。)→問題を解く→答えを入力しながら、それぞれの問題の動画解説を聞く、ということになるわけです。

で、このコースで勉強するのも当然悪くはないし、志望校が決まっていないなら、それでスタートして良いでしょう。

しかし、どうせ読解問題を解くのなら、志望校の過去問でも構わない。

むしろその方が子どもたちのモチベーションにはプラスになるでしょう。

過去問は力試しにとっておかないと、と思っておられるご家庭がまだ依然として多いと思うのですが、過去問は勉強する材料です。どんな問題がでるのか、どういう形式で出るのか、何を覚えなければいけないのか、そういうことを考えて行く上でとても重要な教材なのです。

だから、さっさとスタートしてしまう方が良い。

今年の問題は3月には出てくるでしょうし、メルカリその他で今年受験生が使った(あるいは使わなかった?)過去問が出てくるのはこの時期です。また新しい問題が出てくると、前の年の問題は手に入らなくなるから、今年発刊される問題の前の1年分は今の年のものを買わないと手に入らないことを考えると、2冊買っても良いでしょう。

とにかく過去問は、徹底的に勉強する方が必ずプラスになるので、フリーダムはまず国語から、というスタイルを推奨しています。

穴あき作文

フリーダムの5年の国語の動画授業は穴あき作文がメインです。

まずテキストの文章を読む。

そして動画授業をスタートさせると、山口先生がにこやかにホワイトボードの前に立っていますが、そのホワイトボードには、読んだ文章の要約が書かれています。

ただし、途中いろいろと空欄がある。字数はだいたい推定される大きさからわかる。が、それ以外は自分で文中から見つけるしかありません。

これは近年増えてきた、適語を探す、という訓練をするためのものです。

で、この問題がプリントにされていない。

だから、動画を止めて、ノートに写すしかありません。

なぜこうなっているのか?

今の子どもたちは文章を写す、ということをほぼしません。しかし、文章を写すと、必ず文章を読むことになる。そうなると、何を見つけなければならないか、否が応でもわかるようになる。

だから写すのです。面倒だなと思うが、こういう作業をしないから、できないところもあるのです。それでたくさん読んで、急がせてもろくなことはない。

1年間、毎週こういう訓練を積むと、割と簡単に文章上からキーワードが見つかるようになる。そうすると、入試問題への対応力が出てきます。

コツコツと積み重ねる、というのはそういうことなので、WEBワークスは無料体験ができますから、ぜひやってみてください。

結構まず写すという作業ができない、と思いますから・・・。

理科は覚えることばかり・・・

比と割合を習ってからでないと、理科計算は習わないので、そうなると、理科も覚えることばかりになるのが5年生。

だから、あまり面白くない。

生物が嫌いな子、人体が嫌いな子、天体が嫌いな子、を量産します。

生物は元々縁遠いし、人体は興味がある子もいるが、「気持ち悪い」と遠ざける子もいる。

だから、まあ、楽しい方からアプローチしても良いのです。

例えば昆虫を見に行くとか。植物は育てるのも悪くはない。

どうせ覚えることばかりになるのなら、実際に体験することで多少なりとも楽しさを実感してもらいたいと思うのです。

フリーダムは組み分けがないので、覚えなさいと強制されることはない。

それよりは、先生とネットでこんな生物の写真は?と見比べて、面白いと思う子も出てきます。

だから、理科を嫌いにしないアプローチが必要です。

組み分けとおさらばした話

組み分けはつねに4教科で合計点を出すので、全体の準備が間に合わないと、上のクラスには行けない、と考えたご家庭が、塾を止めました。

で、6年生になると、いろいろな塾で摸擬試験はあるし、フリーダムでやればWEBワークスがあるから、特に問題はない。すでに志望校は決まっているので、早くから過去問を始めようということで、6年生の勉強がスタートしました。

まず1年間の戦略を立てることにして、最初は算数と国語に時間を割くことにしました。

算数はどうしても一問の配点が他の教科に比べると大きくなるので、やはりちゃんと点数を取れないといけない。一方過去問では基本的な問題と応用問題にはっきりと分かれるので、まずは基本問題を確実に得点する練習をすることからスタート。

さらに応用問題は、一問ずつわけて、毎週少しずつ進みます。

国語はWEBワークスはやらずに、国語の過去問からスタート。

理科と社会はWEBワークスですが、社会は覚えることはあまりせず、動画をしっかり観ることに注力しました。

で、何が一番良かったか?と本人に聞いたところ、「じっくり問題に取り組めたところ」という話でした。

今まではとにかく急げ、たくさん解け、と言われて、よくわからないけど、適当に答えを出していたが、フリーダムでやり始めたら、ゆっくり考えられるようになったので、あ、そういうことか、とわかるようになってきた。

特に理科は手応えがあったそうで、今まで先生が言っていることがよくわかっていなかったけど、動画では見直すことができるので、基本がわかると結構問題が解けて、面白かったそうです。

ご家庭の方では、やはり「組み分けでまたこのクラス?」みたいなことを言わなくても良くなったことが一番良かったそうです。

まあ、摸擬試験で右肩上がり、というわけにはいかなかったが、それでも後半は志望校の合格圏に入ってきたので、何とかなるかもしれない、と期待できるようになっただけ、以前と比べものにならないというお話でした。

無事第一志望に合格して、あっという間に入試は終わってしまいましたが、我が家なりの受験の進め方ができて良かったそうです。

ということで、まあ、山の登り方はいろいろありますから、子どもたちと楽しい時間を過ごすことも考えられると良いかと思います。

社会は動画見て、基本チェックやっておしまい、でも良い

5年生の話ですが、社会は動画見て、基本チェックやっておしまい、でも構いません。

なぜか?

社会は知識を覚えればできる。しかし、忘れるのです。だから、忘れることを前提に組み立てないといけない。

社会は面白いし、きっと人生、あとからでも役に立ちます。

しかし、地名も人名も年号も制度名も法律も全部覚えないといけない。その作業を組み分けや摸擬試験のためにやっている子は多いですが、あまり効率の良い方法ではない。

どうせ直前期に覚え直すのです。だって、ここで1点、2点確実の取れれば合格点を突破できるかもしれない。

そういう積み重ねができるタイミングは、直前期に残しておき、今のうちにちゃんと考えないと解けない問題に力を入れていく方が良いでしょう。

これは、理科の生物、地学にも言えます。知識を覚えることが多いのだから、後回しまでもかまわない。しかし、塾はそういうことは言いません。

ちゃんと勉強してくれないと、理科や社会の先生の授業時間がなくなるからですね・・・。

志望校を考える(4)

子どもたちは、第一志望、第二志望ぐらいをグループとして考えて勉強を進めれば良いのですが、親の方は併願校を想定しおくことは大事な準備です。

実際に、いろいろな可能性があるわけで、それを想定しておけば慌てなくても良い。

さらに学校別対策を進める上で、併願校の過去問を取り入れるタイミングも考えられます。

例えば練習と称して併願校の過去問をやって、相性を見る、というのも大事なステップ。

親は親で、準備をしておかないといけない部分はあるのです。

10月や11月の成績を見てから、などと悠長なことは言っていられない。

ちゃんと準備をして、学校説明会なども聞いた上で、第一志望校と合わせて準備を進めていきましょう。

志望校を考える(3)

志望校を考えるにあたって、割と見過ごされがちなのが、問題との相性です。

例えば、算数は出題傾向が大きくわけると3つに分かれます。

1)すべて答えだけで小問数が20問程度。
2)一部に記述式を加えて小問数15問程度。
3)すべて記述式で小問数が12問程度。

2)は採点基準によってさらに2つの分類され、1つは答えが合えば、記述は採点されない。もうひとつは答えがあっていても記述を採点する。

すべて記述の場合は、やはり当日の発表は不可能で、早くて翌日、遅いと2日後になるケースが多いでしょう。

しかし、ちゃんと記述が書けないと、3)の入試には対応できません。

ところが最近の塾のテストは1)か2)がほとんどて、答えだけでもそれなりに点数がとれるようになっているから、子どもたちが式を書かないことが多いのです。

で、結果として3)になかなか馴染めないということになる。

だから、志望校を決める段階で、問題との相性を見ておくことはとても大事です。

単純に子どもがやりやすいか、やりにくいか、だけではなく、これまでの勉強のやり方でちゃんと記述が書けるか、吟味しておく必要があります。

そうでないと、なかなか合格ラインに達しませんから、先に過去問を見ておく必要はあるのです。

志望校を考える(2)

学校別対策をしていくと、やはりその学校を受験する気持ちが固まってきます。

しかし、一方で成績がそこまで上がらない、という場合もあるかもしれません。

直前になっても、まだ合格偏差値を超えない、という場合どうするのか?

いろいろ議論があるかと思いますが、私は併願校で調整すべき、と思っています。というのも、当然それだけエネルギーをかけて学校別対策をしてきたことが、受験校を変えることで0になるとはいわないが、しかし、やはりロスになることは間違いない。

だったら、それはそれとしてちゃんと挑戦した上で、併願校で確実に合格する学校を選んでおくことだと思うのです。

特に近年、全落ちは避けたいということが浸透してきて、志望校の選び方も分散してきました。

これはこれで大変良いことだと思うのです。玉砕覚悟、というには、あまりにも膨大なエネルギーを使って勉強しているので、それはもったいない。

やはり確実に入る学校を調整して、その上で、志望校に挑戦する。

合格する場合もあるし、不合格の場合もあるでしょう。

でも、不合格もある意味大事で、「まだまだ努力しないとだめだ」と教えてくれているのです。

子どもたちの成長はまだこれからですから、そこはちゃんと教えておくことも大事でしょう。

線分図を描かない子には

5年生の最初のうちは、線分図を描く問題が多いでしょう。

しかし、線分図を描かない、という子が結構いる。

比と割合になって、例えば兄が弟の2倍の金額、というところを兄【2】、弟【1】と置いて式を立てる、のは当然アリで、ここまでいったら、線分図を離れるということはあって良いのです。

ただ、まだそこがわかっていないで、線分図を描かない、ということになると、やはり問題が多いかもしれない。

そこで・・・。

方眼ノートを用意してください。

方眼ノートだと、別にフリーハンドでも比較的きれいな線部図が描ける。

しかも2倍とか3倍も視覚的にすぐわかる。

だから線部図を描く障壁が低くなります。

そうやって図を描くようになっていくと、グラフを描いたり、見取り図を描いたりするのが苦労でなくなってくる。

まずは方眼ノートで、意識を変えましょう。